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そのメルマガ分析していますか?

スマホやパソコンに届くメルマガ、最近なんだか受信量が増えたように感じませんか?

ニューノーマルの影響もあって対面による営業機会が激減したためで、Webマーケティングの導入や配信頻度の拡大がうかがえます。たまたま気になる表題を見つけて開いてみたらなんと、文字の羅列。気になる項目はないかと探すもなんだか面倒になってそのまま捨ててしまったなんてことはよくある話です。

そもそもメルマガって?

メルマガとはメールマガジンの略で、メールを使って読み手とコミュニケーションするWEBマーケティング手法の一つです。内容は読者の支持化を目的として現状を理解して頂くものから、興味をそそる有益情報など分野ごとに内容は異なりますが、最近では大学を含めた教育機関の配信も多く見受けられるようになりました。

目的の明確化

メルマガを配信する際に気を付けたいのはコンテンツの内容をどのように表現するか?誰に向けていて、そしてどうして欲しいのか?といったストーリー設定が欠かせません。ただ目次を羅列して好きな記事を読んでください!という書き方は正直読み手を迷わせていますし、読み手も、読ませるだけが目的なら別に。。。と感じてしまいます。実にもったいない状況です。

このメールが届けられる方ならお分かりかと思いますが、数多く来るメールから、読むか読まないかの判断は僅か0.8秒と言われています。伝えたい内容はシンプルにまとめ、他に読んで欲しい内容はHPを回遊させるような表記で十分だったりしますが、実は同時にホームページの導線も大切になってくるんです。(ホームページの導線についてはまた別の機会に書くことにします)

また、目的が明確でも送る相手によって受け取り方が変わりますので、当然ながら表現や内容等もテーマに合わせ考える必要があります。そうこれ、「ターゲティング」なんです。すべての人に同じ内容を送ってもいいのですが、それぞれの環境がありますので、面倒でもひと手間、一工夫がポイントになります。

例えば、40代に情報を送るにしてもバリバリ働く社会人もいれば、子育てに奮闘している方まで様々。そこに同じ情報を流しても同じ反応は期待できません。実は伝え方を変えるだけで読んでもらえる確率が変わってくるんです。
例えば、困窮学生への支援をお願いするにも

・環境変化が及ぼす影響「今あなたに出来る事」

・その優しさが一番の教育なのかもしれません。

どちらの切り出しが誰を対象にしているのかご理解頂けるものと思います。

今の主流はSNS、いまさらメルマガ?

ニューノーマルによってオンライン会議や飲み会が当たり前になった今、メールの在り方を見直すチャンスであることが認識できます。普段の身近なやりとりはSNSが主流ではあるものの、大事な情報や経済生活の主流はメールです。

高齢者も含めパソコンやスマートフォンの保有率の上昇に伴い、メールに接する機会は確実に増えています。動画をオンライン上にUPするにもアドレスが必要になるのですから、そこに読ませるためのメルマガをどのように差し込むか?が焦点になりますよね。

ガベージニュース パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる(最新)より

メルマガを配信する際、安くて大量に発信するだけのツールも多く存在しますが、会報誌同様に送りっぱなしでは意味がありません。そこで検討したいのがマーケティングオートメーションツール。メールの配信だけではなく、開封・直帰の分析はもちろん、配信コンテンツもターゲットごとに分けられますので、エクセルのデータベースを持ち続けるよりも便利です。ただし、分析ができるからと言って、今までと同じようにあれもこれも詰め込んだメルマガコンテンツはいただけません。ポイントはターゲットを絞り、シンプルに発信する。これです。

 

とはいえ、これらのツールは簡単には使いこなせないのも事実ですし、高度なマーケティングノウハウが必要なのが実態です。使いこなすのは少し時間が必要になりますので、すでに導入したけど、なかなか使いこなせていない方、もっとうまく配信したいなぁとお考えの方、そしてデータはあるけれど活用できていない!など課題をお持ちの方は是非ご連絡ください。