コミュニケーション
真価発揮、今こそネットコミュニケーション!

【不安になるのは当然ですが・・・】
今回の新型コロナウィルス感染症に関しては、現時点で不明な部分も多く、ワクチンだけでなく処方薬も治験が始まったばかりの状況です。見えないゆえの不安が世界的なレベルで蔓延する一方、今まで経験のない在宅勤務によって、Webコミュニケーションが一気に普及しているのも事実です。 役に立つ情報から、あれっ?と思う情報まで、錯乱しているのも事実で、場合によっては、これらの情報が不安を掻き立てることもあります。 私は宗教家ではありませんが、2500年前のブッダの教えでは、人の精神状態を「心の反応」別に分けています。その中で悩みを抱える状態を以下の3つに分類していました。 (1)貪欲(現状以上に求めてしまう心) (2)怒り(不満、不快感) (3)妄想(頭の中で考えること。過去や将来を考えるなど) この妄想が不安を掻き立てるようなのです。簡単に言えば、目に見えるものは現実、自分で考えてしまうものが妄想ですが、この妄想がネガティブに進むと不安につながることになります。 確かにポジティブな方は、「考えてもしょうがない、まずはやってみて、その上で成果を出すように修正しながら、目途を立てていく」流れが作れるようですが、全ての方が出来るわけではないのです。
【安心できる情報が・・・・】
先日、某大学校友会ネットワークには、こんな書き込みがありました。 「校友で飲食店経営者も多いでしょう、また旅館などの経営者も・・・・、どうでしょう手作り通信販売でも、テイクアウトでも、皆さんここに宣伝を載せませんか?ただし、政治的な批判や愚痴はなし。少しでも校友同士で助け合いませんか?」 僅かしか売り上げには繋がらないかもしれませんし、気休めかも知れませんが、「心配してくれている仲間がいる事実=現実」が不安を消してくれます。 そうかと思うと自宅で調理簡単、抵抗力をつく食材を作っている卒業生経営のメーカーがTVの取材を受けて、何時から放映される(実際には延期になったらしいですが)との情報をメール受信しました。「こんな時期でも活躍している身近な存在がいる事実=現実」が不安を和らげるものです。